シェルチェアのマウント取付け

 

今回はこちらのシェルのマウント交換を行います。

まだ元のマウントが割れて残っている状態です。

この残ったマウントの残骸をきれいに取り除いていきます。

 

ある程度取り除いたら、マウント周りにマスキングテープで保護処理を行います。

 

ここからさらに慎重に削っていきます。

 

だいぶきれいになってきました。

 

中心の白が濃い部分は接着剤の残りですが、今回はこの辺までにしておきます。

 

この作業を4か所すべて行います。

 

最後でも良いのですが、気になったので先に周りの汚れを落としました。

 

ここからマウント取付け位置を決めていきます。

まずは使用するベースへ全てのマウントをネジで確実に固定しておきます。

今回はスタッキングベースになります。

 

安定した台などに裏向きに置いたシェルに、マウントを固定したベースを乗せます。

シェルの真ん中の薄い線は、鉛筆で目安となる中心線を書いてます。

位置が定まったら、4つのマウント全ての周りを鉛筆で縁取りします。

 

しっかり位置が書きこめたらベースを下ろします。

 

ここから。1ヵ所づつマウントを接着していきます。

4ヵ所同時でも可能ですが、位置がずれたりしますので

日数はかかりますが、1ヵ所づつの方が確実でお勧めです。

1つのマウントに少し多めの接着剤を中心に盛り付けます。

取り付けた時に、周りから少し接着剤がはみ出るイメージです。

 

最近使用している接着剤は『コニシのウルトラ多用途SU 黒』

接着力も強くて衝撃にも強くお勧めですが、少し柔らかすぎる粘度が難点です…

できるだけ早く、先ほど位置決めした場所へ接着!

そしてテープで固定します(セロハンテープでもなんでも大丈夫だと)

この時マウントが水平になるようにシェルを置かないと、接着剤が下へ流れるので注意が必要です。

このまま半日以上乾燥させ、固定されたら、次からはこのマウントを基準に取り付けていきます。

ここが大きくずれると、ほかのマウント全てがずれていきますので慎重に。

 

別の場所ですが、接着剤が固まった状態。

周りの4本の直線は取付位置から均等幅に引いた目安線です。

3ヵ所目からは、ベースにマウントを付けた状態のまま接着してもズレないので楽です。

 

この作業を4か所行って完成です。